
☑育休中、どんなことをすればいいの?具体的に知りたい
☑育休中の1日の流れを知りたい
この記事はそんな方に向けて書いています。
この記事の内容
- 育休取得したパパの役割
- 家事育児の具体的内容
- 育休中の1日のスケジュール
この記事の信頼性
- 現役子育て世代の2児の父であり
- 2020年8月~育児休暇を取得した
- きんげんが執筆しています。
こんにちは。きんげん@kingen1221です。現在2児の父で、毎日妻に叱られながらなんとか育児をまわしている萎れたアラサーです。

最近、男性育休に世間の関心が集まっています。いろいろなニュースも目にするようになりましたね。
参考 男性育休、対象者に個別周知 企業に義務日本経済新聞 参考 男性育休に関する「義務化」政府が検討。意見が分かれる3つのポイントは?HUFFPOST
しかし「男性育休」を取得しているパパのリアルな生活はあまり明らかになっていない気がしています。
それが見えないと

と決意できない人もいるでしょう。でもそれってすごくもったいないと思うんです。だってパパの育休ってめちゃくちゃメリットだらけなんですよ。
- 男性育休のメリット・デメリットについて知りたい方はこちら!
【男性育休】取得したほうがいい?【メリット/デメリットで解説】
そこで今回はパパの育休生活をできるだけ詳細にイメージできるように僕の体験した生の情報をまとめました。取得を決めたパパも、まだ決めかねているパパも、この記事で

と感じてもらえればとても嬉しいです。
もくじ
育休中のパパの役割
まずは大枠からです。育休中のパパの役割は大きくわけて3つあります。
産後ママのケア
まずは産後のママのケアです。これは超大事ですね。ポイントはパパが家事育児の大部分を担い、ママにとにかく動かないでいてもらうことです。
なぜなら産後の体の状態はボロボロだからです。「交通事故にあったようなもの」と言われたりしますが、本当にそうです。マジでそうなんです。
交通事故後にはお医者さんから

と言われますよね。
それと同じです。ただ、産後の状態って外見にはほとんど表れないんですよね。だからこそ、一番近くにいるパパが理解して付き添って「絶対安静」を実現することが必要です。見た目が普通だからって間違ってもママを動かさないでくださいね。実は僕はそこらへんを大失敗してるんです…

経緯をまとめた記事があるので興味があったらぜひ読んでみてください。
くれぐれもご注意を!
赤ちゃんのお世話
これもめちゃくちゃエネルギーを消耗します。何せ相手は生きていますので思い通りにはいきません。そして命がなくなってしまう緊張感と常に隣り合わせです。気が休まる時はほとんどなく常に

の繰り返しなのです。
ここまで読めばわかったかもしれませんが、ママだけに赤ちゃんのお世話を任せるのは非常に危険なことです。最悪、自殺するなんてことも…脅しではなく本気で言っています。だからこそパパがそばについていろいろ担うことが大切なんですね。
家事全般
家事に関しては主にパパが担ったほうがいいです。特にママが産後すぐのときには「ほぼすべてパパがやる」みたいな心づもりでいてください。もちろん最初から完璧にはできません。
男の人は基本的に母親に甘やかされて生きてきたので、家事スキルが極端に低いです。だから「本当に完璧にやる」のは難しいです。少なくとも僕はそうでした…
今朝も妻に

とキレられたばかりです。
だから最初から完璧にできなくても落ち込む必要はありませんよ。みんなそうです。
でも少なくとも気持ちの上では

という気概は持っていましょう。そういう気持ちってちゃんとママに伝わりますよ。
育休中のパパの業務
次は、業務の具体的内容です。

と思うかもしれませんが、男性は「これは仕事だ」と認識しておいたほうがいいです。なぜなら男性は「仕事だ!」と思ったら大抵のことはできるからです。これは僕だけの意見ではありません。
芸能人の関根勤さんは帰宅する際、玄関の前で「いまから仕事だ。いまから仕事だ。」と自分に言い聞かせて扉を開けるそうです。そうすると家族生活が円滑にまわるらしいです。
「仕事」だと思ったら何でもできちゃうのが男という生き物なんです。
さて長くなりましたが、具体的業務をまとめていきます。
育児関連
- オムツ替え
- ミルクをあげる
- 抱っこ
- グズったらあやす
- お風呂
- 保湿クリーム塗る
- 夜間対応
- 服を着させる
- 保育園準備
- 保育園送迎
家事関連
- 掃除
- 洗濯
- 料理
- 食器洗い
- 食器片付け
- いろいろなものの補充
- スーパーへの買い物
さて思いつく限りにつらつらと書いてみましたが、やはり結構な業務量ですね。こうしてみると家事育児を奥さんに全部ぶん投げることがいかにひどいかわかります…それってもうモラハラですよね。
さて、こうやって一覧で業務を把握しておくだけで「気づける範囲」が広くなります。かなり有意義ですよね。ただ、ここで終わってはあまり意味がありません。やはり実際にやってみないとわからないことが多いです。
例えば「ミルクをあげる」という仕事を分解してみると以下のようになります。
②お湯を沸かしながら粉ミルクを哺乳瓶に入れる
③お湯を哺乳瓶にそそぐ
④混ぜる
⑤人肌くらいまで冷ます(急いでいるときは氷水につける)
⑥ミルクを飲ませる
⑦ゲップをさせる(たて抱っこ)
⑧哺乳瓶を洗う
⑨ミルトン(消毒液)につける
こんな数の工程があるんです。僕も書いていて「こんなにあるんだ…」と驚いちゃいました。笑
上のようなことはやっぱり実践しないとわかりませんよね。なので、やりながら覚えていけばいいのです。
ぼくも毎日失敗しながら粘り強くがんばっています!
育休中の1日のスケジュール
さて、最後に気になる育休中のスケジュールをまとめます。下記は育休中のある日の実際の平日のスケジュールです。念のため家族構成も載せておきます。
家族構成
- ぼく
- 妻
- 息子2歳
- 娘4カ月
AM6:30
息子さん、起床。
「ゴリラ!ゴリラ!」と言いながらおきました。ゴリラが大好きなんです…
~AM8:20
この間に息子さんに着替えや食事や連絡帳記入などを済ませます。
AM8:30
息子さんを保育園に送迎です。ぼくは無免許なので歩きでいきます。ちなみに、道中はこんな感じです。
息子(2歳)が保育園へ「歩いていく。」と言い張るので、一緒に歩いていると開始3分で「だっこ。」と歩くのをやめた。結果、15分抱っこしたまま歩き。月曜日の朝からもう金曜の仕事おわりくらいの疲労感。育児って「予定通り」に物事が進む確率が限りなくゼロに近い…
— きんげん@息子2歳&娘4ヶ月 (@kingen1221) November 15, 2020
育児ってつかれます…
AM9:00
保育園から帰ってきて、洗濯をします。晴れていたので、きもちいい!そのあとは掃除機をかけます。それが終われば、娘(4カ月)を抱っこしたり、あやしたり。
PM12:00
昼ごはんです。おいしい。
PM13:00~15:00
娘さんをあやしつつしばし休憩です。ここでできれば夫婦そろって昼寝をしたいですね。夜勤があるので…
PM15:00
夜ごはんの準備スタートです。奥さんが動けるようになってからは奥さんにお任せしています。
PM16:00
息子さんを保育園に迎えにいきます。
PM17:00~19:00
息子さんが家に帰ってきてからは家が一気ににぎやかになります。
PM21:00
息子さんやっと就寝です。
AM12:00
さあ夜勤スタートです。僕の役目は娘ちゃんのおむつがえをして妻に授乳を引き継ぐというものです。
AM3:00
2回目の夜勤です。ほぼ寝ながら対応しています。
- 夜勤の詳細はこちらをご覧ください。
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まとめ
ポイント
- 育休中のパパの役割は本当に大きい
- パパが家事育児を「仕事」ととらえたほうがうまくいく
- パパが動かないとママが大変
さて、いかがでしたでしたか?育休中のパパの働きによりママの負担感が全然かわってきます。この時期の恨みは一生続くと言いますが、逆にいえばこの時期に夫婦で一緒にがんばったという経験は一生の絆になります。ぜひ参考にしていただて、充実した育休ライフを!